SBI銀行のドル転の手数料には、「4銭/米ドル」の他にも「2銭/米ドル」もあるみたい。
2つの違いは何?やり方は?
本記事は、こういった疑問がある方に向けた記事です。
本記事を読めば、両者の違いと、それぞれのドル転のやり方が分かりますよ。
為替手数料「4銭/米ドル」と「2銭/米ドル」の違い
両者の違いを↓の表にまとめました。
どちらもやり方は簡単ですよ。
本記事では、為替手数料が安い「2銭/米ドル」でのドル転方法を紹介しますね。
為替手数料 | 特徴 | ドル転に使用するサービス |
2銭/米ドル | 定期的に行うドル転 | 外貨積立 |
4銭/米ドル | 単発で行うドル転 | 外貨普通預金 |
証券会社での主なドル転の手数料は「25銭/米ドル」です。
「4銭/米ドル」の為替手数料も十分安いので、「4銭/米ドル」のやり方は以下の記事で分かりますよ。
SBI銀行で「2銭/米ドル」の為替手数料でドル転する方法
手順
「2銭/米ドル」の為替手数料でドル転するときには、「外貨積立」を申込みます。
「外貨定期預金」ではないので気をつけてください!
SBIネット銀行にアクセスしてログインし、「商品・サービス」→「外貨預金」の順にクリック。
「外貨積立」をクリック。
「お申込み」をクリック。
日本円を米ドルに転換する為替手数料が「2銭/ドル」になっています。
「お申込み」をクリック。
「買付通貨」に「米ドル」を選択。その他の項目は、自分の好きな内容に入力・選択して「確認する」をクリック。
なお、今すぐドル転したい場合には、その日の日付を指定すればその日にドル転できます。
時間によっては翌月になってしまいます(例:1月8日にドル転したかったのに、申込み時間が遅いため2月8日にドル転される設定になる)。「確認する」をクリックした次の画面で、「次回買付日」という項目でいつドル転できるかを確認できます。
申込内容を確認する。特に「次回買付日」を要確認!!
問題なければ、「WEB取引パスワード」を入力して「確定する」をクリック。
これで申込完了です。
今回申し込んだのは「外貨積立(定期的なドル転)」です。以下のポイントに注意してください。
「外貨積立」のポイント
外貨積立(定期的なドル転)を停止したい場合には、「停止」または「解約」の設定が必要です(本記事の後半参照)。この設定をしないと、自動的に自分で設定した金額、頻度でドル転が行われます。
ドル転された結果の確認
ドル転された米ドルを確認してみましょう。
SBI銀行のホーム画面にある「残高・明細」をクリック。
赤枠部分でドル転された米ドルを確認できます。
「外貨積立(定期的なドル転)」の一時停止・解約方法
まずは「一時停止」のやり方です。
今月は外貨積立(定期的なドル転)をしたくない、と思った場合に使います。
あとで「再開」することができます。
SBI銀行のホーム画面から、「商品・サービス」→「外貨預金」の順にクリック。
「外貨積立」をクリック。
「申込内容照会」をクリック。
「お取引状況」が「積立継続」になっている場合は、定期的にドル転される設定状態です。
「内容変更・一時停止・再開」をクリック。
「一時停止」を選択し、「確認する」をクリック。
次は「解約」のやり方です。
「解約」すれば、設定していた外貨積立(定期的なドル転)を完全に削除できます。
一時停止だと「ちゃんと停止されてるかな?」と後で気になってしまうと思う方は、「解約」しておきましょう。
解約手数料はありませんので安心してください。
SBI銀行のホーム画面から、「商品・サービス」→「外貨預金」の順にクリック。
「外貨積立」をクリック。
「申込内容照会」をクリック。
「お取引状況」が「積立継続」になっている場合は、定期的にドル転される設定状態です。
「解約」をクリック。
「WEB取引パスワード」を入力し、「確定する」をクリック。
まとめ
為替手数料が安い「2銭/米ドル」のドル転は、定期的につみたてるドル転です。
為替手数料 | 特徴 | ドル転に使用するサービス |
2銭/米ドル | 定期的に行うドル転 | 外貨積立 |
4銭/米ドル | 単発で行うドル転 | 外貨普通預金 |
「2銭/米ドル」のドル転方法の紹介でした。
SBI銀行の外貨積立による「2銭/米ドル」は、為替手数料が安いドル転方法です。
向いている人と、気をつけるべきポイントは↓のとおりです。
「2銭/米ドル」のドル転に向いている人
定期的に米国ETFや米国株を購入する人 → 外貨積立の設定をしておけば、自動的に2銭/米ドルでドル転できるので
「2銭/米ドル」のドル転で気をつけるポイント
外貨積立の設定後、ドル転をしたくないときは忘れずに「一時停止」か「解約」を! → 忘れると、設定した金額・頻度で口座の円がドル転されてしまいます。