最強の電子書籍リーダーとしてKindle Oasisをオススメします。私はこれまで電子書籍を読むためのデバイスとして「iPad」、「Kindle」、「Kindle Paperwhite」、「Kindle Oasis」を使用してきて、読書に関しては「Kindle Oasis」がイチオシです。なぜiPadよりも良いか、なぜKindleシリーズの中でKindle Oasisが1番良いかを紹介します。
iPadよりKindleが読書に向いている理由
電子書籍で読書をしようと思ってiPadを手にとったのに、気づいたらSNSだったり、YouTubeだったり、まとめサイトだったりを見始めちゃうことないですか?これらは楽しいから仕方がないですよね。他にもiPadではAmazon等のショッピングサイト、ゲーム、メールなどもサクサク楽しめ、便利過ぎることがiPadの欠点と言えるかもしれません。iPadが手元にあるかぎりいくらでも時間を消費できてしまう気がします。
コミック、小説、実用書など何でも良いですが、集中して電子書籍を楽しむためには読書に特化した電子書籍リーダーを使用するのがオススメ。電子書籍リーダとして私が初めて購入したのはKindle Paperwhiteです。Amazonであれば電子書籍サービスが終了する可能性は低いと考えてのことです。家でも、電車でも、職場の息抜きでも、ちょっとした待ち時間でもサッと出してすぐ読めるし、SNS等の通知もないし魅力的な誘惑アプリもないですし、集中して読書を楽しめます。そんな満足した状態でも、私は以下の理由からKindle PaperwhiteからKindle Oasisに乗り換えました。
KindleとKindle PaperwhiteよりKindle Oasisが良い3つの理由
Kindle Oasisの画面サイズは7インチ、KindleとKindle Paperwhiteは6インチ
違いは1インチですがこの違いの影響は意外と大きい。特にコミックでは、7インチの方がぱっとページを見たときの全体像の分かりやすさに加えて、圧倒的にセリフを読みやすいです。小説など活字本の場合には、画面サイズの大きさによらずフォントサイズ(全14段階)を調節して見やすい文字の大きさを選択することができます。
ページの「進む」・「戻る」の物理ボタンがあるのはKindle Oasisのみ
KindleとKindle Paperwhiteでページの「進む」・「戻る」の操作を行うためには、タップ又はスワイプによるタッチ操作が必要になります。一方、Kindle Oasisではタッチ操作に加えてページの「進む」・「戻る」用の物理ボタンがあります。以下の写真のとおり、Kindle Oasisの前面部には2つのボタンがあり、Kindle Oasisを手で持ったときには親指でスムーズにポチポチおせる。2つのボタンのうち上が「進む」で、下が「戻る」です。2つのボタンが画面の左側にくるようにKindle Oasisを持った場合も、ボタンの機能は上が「進む」、下が「戻る」のため、左利きの方もこのボタンを使えます。読書においては「進む」操作はもちろん必須で、時々は直前のページに「戻る」ための操作を行うことがあるでしょう。これらの操作をタッチとスワイプを組み合わせて行うより、物理ボタンでサクサク行うことができるのはKindleシリーズの中でもKindle Oasisのみです。ちなみに、物理ボタンはあってもKindle Oasisには防水機能があり、Kindle Paperwhiteと同じIPX8等級でお風呂などの水場でも安心して使用できます(下位モデルのKindleには防水機能がないので要注意)。
右手持ちの場合:右サイドにあるボタンのうち、上ボタン=進む、下ボタン=戻る
Kindle Oasisだけが指が引っかる構造で持ちやすい
KindleとKindle Paperwhiteの本体は平面構造ですが、Kindle Oasisは以下の写真のとおり手で持つ部分に厚みがあり、本体を安定してホールドして持つことができます。平面構造を持つのと比較して指が疲れにくく、電車など外で使用するときにも安定してホールドできるので安心です。
参考:スペック概要
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン | 6インチ反射抑制スクリーン | 7インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8GB | 8GB/32GB | 8GB/32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | LED 4個 | LED 5個 | LED 25個 |
数週間持続 バッテリー |
○ | ○ | ○ |
フラットベゼル | ○ | ○ | |
防水機能 | ○ | ○ | |
色調調節ライト | ○ | ||
明るさ自動調整機能 | ○ | ||
人間工学的デザイン | ○ | ||
ページ送りボタン | ○ |
Kindle Oasisのデメリット
最上位機種ゆえに価格はシリーズで一番高い
各シリーズの最低価格は以下のとおり(2020年10月時点)。「容量」や「広告つき・なし」で価格が変わってきます。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis |
8GB 8,980円 |
8GB/32GB 13,980円~ |
8GB/32B 29,800円~ |
Kindleシリーズはすべてモノクロ
Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisすべてモノクロです。ほとんどのコミックや活字本を読むのには問題ないと思います。カラーの本を読みたい方は要注意。
まとめ
Kindleは読書に特化した電子書籍リーダーですが、Kindleシリーズの中でKindle Oasisのみが持つ以下の点からKindle Oasisが最強の電子書籍リーダーだと思います。
- Kindleシリーズの中で最大の画面サイズのため、字も最も読みやすい。
- Kindleシリーズ唯一のページ送りボタンで「進む」・「戻る」がサクサク。
- Kindkeシリーズ唯一の段差構造のため、しっかりホールドして持てる。
ただし、Kindle Oasisはこれらの特徴を備えた最上位機種であるため、価格はシリーズで最も高いです。もしKindleまたはKindle Paperwhiteの購入を考える場合には、迷うことなくKindle Paperwhiteを選ぶことをオススメします。Kindleには防水機能がありません。また、Kindle Paperwhiteは本体と画面に段差がないフラットベゼルですが、Kindleは画面が少し凹んだ構造のためディスプレイ周囲にホコリが食い込み汚くなります。
次にKindle PaperwhiteまたはKindle Oasisを検討する場合には、本記事の内容が参考になれば嬉しいです。