THERMOS(サーモス)の真空断熱タンブラー、氷が溶けにくく夏場に愛用していた方は多いのではないでしょうか?寒くなってくると今度は温かい飲みものが欲しくなりますね。サーモスのタンブラーを電子レンジで温めることはNGなので、私は次の夏までタンブラーとはお別れかと思っていました。そんなとき家族から、「レンジで温めた飲みものをタンブラーに入れれば良いんじゃないの!?」とアドバイスをもらいました(正直私はまったく思いついてなかった・・・)。
サーモスのタンブラーで温かい飲みものを飲むのは今年が初めてなので、せっかくなので自分でサーモスのタンブラーの保温力を調べてみました。
保温力のテスト方法
「スーパーで買える紙パックアイスコーヒー」と「牛乳」を1:1の割合で混ぜて温めたホットカフェオレを、サーモス真空断熱ダンブラーとマグカップにそれぞれ入れました。その後、以下の条件で3時間ホットカフェオレの温度を観察しました。ホットカフェオレの容量は異なりますが、その他の条件は出来るだけ同じになるようにしました。
サーモス真空断熱タンブラー | マグカップ | |
ホットカフェオレの容量 | 400 mL | 250 mL |
観察開始時のホットカフェオレの温度 | 79℃ | 80℃ |
温度の計測機器 | 水温計 | 水温計 |
温度の観察時間 | 180分間(3時間) | 180分間(3時間) |
温度の確認タイムポイント | 0~60分までは5分ごと。 60~180分までは10分ごと。 |
0~60分までは5分ごと。 60~180分までは10分ごと。 |
室温 | 約22℃ | 約22℃ |
180分間(3時間)の保温力テスト結果
結果は以下のグラフのとおりです。厳密な比較テストの結果ではありませんが、サーモスの真空断熱タンブラーの方が保温力が高いことを確認できました。
まず観察開始直後の温度推移に着目してみました。ホットカフェオレの適温を調べてみると、70℃前後という情報を見かけます。サーモス真空断熱タンブラーでは観察開始15分後までは70℃以上の温度を維持していました。一方マグカップでは、観察開始5分後に早くも71℃まで温度が下がっていました。その後、両者の温度差は約10℃以上のまま180分間(3時間)が経過しました。
観察開始時:79℃
5分後:76℃
20分後:68℃
観察開始時:
5分後:71℃
20分後:56℃
まとめ
サーモスの真空断熱タンブラーは保温力が高いことを改めて実感することができました。せっかく温かい飲み物を準備しても、何かに気を取られて冷めてしまうこともあるので、保温力は高いにこしたことはないですね。
サーモスの真空断熱タンブラーが4サイズが展開されていて、内訳は340 mL、400 mL、420 mL、600 mLです。600 mLであればペットボトルの飲料などをまるまる入れられそうですが、私は自宅の食洗機の大きさを考慮して420 mL(品番:JDE-420)を選択しました。朝・昼・晩と大活躍のため、追加で420 mLタイプをもう1つ追加購入して、2つを交代して使用しています。シリーズによっては食洗機に対応してませんが、私が購入したJDEやJCYシリーズは食洗機対応のようですので、購入を検討する各シリーズの特徴の確認をお願いします。また、サーモスのタンブラーはステンレス製のため、いずれのシリーズでも電子レンジにかけることはできませんのでご注意ください。
この記事をみてサーモスのタンブラーが気になった方は、好きな飲みものを想像してサイズや購入を検討してみてください。