以下の疑問がある方に向けた記事です。
「ドル転」は、日本円を米ドルに転換することです。
ドル転するには基本的に為替手数料がかかります。投資をする場合、手数料はできるだけ安くできた方が良いですよね。
SBI証券や楽天銀行などでドル転する場合、為替手数料は25銭/ドルです。
一方、NEOBANK 住信SBIネット銀行(以下、SBI銀行)の「外貨普通預金 取引」でドル転する場合の為替手数料は4銭/ドルです。
本記事では、SBI銀行でドル転をする方法を紹介します。
なぜSBI銀行でのドル転がおすすめなのか?
SBI証券や楽天銀行などでドル転する場合、その為替手数料は25銭/ドルです。
一方、SBI銀行の「外貨普通預金 取引」でドル転する場合の為替手数料は4銭/ドルです。
このため、SBI証券で米国株・ETFを購入する場合は、以下の3ステップで購入すると為替手数料がお得です。
- STEP 1: SBI銀行で円を米ドルに転換(ドル転)
- STEP 2: SBI銀行からSBI証券に米ドル入金
- STEP 3: SBI証券で米国株・ETFを購入
↓の図にSBI証券で米国株・ETFを購入する3つのやり方をまとめました。
上記の3ステップで購入というのは「③外貨決済」という方法です。
①②③の方法のメリットとデメリットは次の表のまとめました。
SBI銀行で米ドルを準備してSBI証券に送ることは簡単に短時間でできますので、コストを考えると「③外貨決済」がオススメです!
方法 | メリット | デメリット |
①円貨決済(SBI証券のみ) ②外貨決済(SBI証券のみ) |
③外貨決済よりも手順が少ない | 為替手数料が高い(25銭/ドル) (1000ドルの米国株・ETFを購入する場合、為替手数料250円) |
③外貨決済(SBI銀行+SBI証券) | 為替手数料が安い(4銭/ドル) (1000ドルの米国株・ETFを購入する場合、為替手数料40円) |
①円貨決済、②外貨決済よりも手順が多い |
SBI銀行で日本円をドル転する方法
本記事では、SBI銀行の「外貨普通預金 取引」での手順を紹介します。
SBIネット銀行にアクセスしてログインし、「外貨普通預金」をクリック。
日本円を米ドルに転換する「為替手数料」は4銭/ドルとなっています。
「為替レート・注文」をクリック。
「米ドル/円」の「買付」をクリック。
外貨預金取引の規定等の確認があります。
各規定の内容に同意できる場合には先に進んでください。
初めて外貨預金取引をする場合、資産状況などについて入力が必要です。各項目の情報を入力していきましょう。
「外貨預金取引について」の「取引を行う目的」は、少なくとも「外国為替取引」を選択する必要があります。
すべての項目の入力が完了したら、SBIネット銀行の「WEB取引パスワード」を入力し、「お申し込み」をクリック。
「出金口座」、「入金口座」、「注文方法」を選択。
「注文方法」はすぐにドル転したい場合は「リアルタイム」を選択してください。
週末にドル転したい場合には「リアルタイム」ではなく「ウィークエンド」と表示されます。ドル転の手続きは週明けに行われます。
買付金額は「円指定」と「米ドル指定」の好きな方を選択してください。
- 円指定:何円分の日本円を米ドルにしたいか入力
- 米ドル指定:必要な米ドル数を入力
買付金額の入力が終わったら、「WEB取引パスワード」を入力し、入力内容に問題なければ「確認する」をクリック。
10秒のカウントダウンが始まります。ドル転の注文内容に問題なければ「確定する」をクリック。
10秒を超えると「確定する」をクリックできなくなります。前の画面に戻れば再度手続きできます。
「注文完了」が表示されたら手続き完了です。
SBI銀行側の手続きが完了すると、「外貨普通預金」に米ドルが入っていることを確認できます。
まとめ
SBI証券で米国株・ETFを購入する場合、SBI銀行で日本円を米ドルにすると為替手数料が4銭/ドルです。
SBI銀行でドル転し、準備した米ドルをSBI証券の口座に入金する手順が必要ですが、簡単に短時間でできます。
為替手数料と安くしたい方はSBI銀行でのドル転を試してみてはいかがでしょうか?
方法 | メリット | デメリット |
①円貨決済(SBI証券のみ) ②外貨決済(SBI証券のみ) |
③外貨決済よりも手順が少ない | 為替手数料が高い(25銭/ドル) (1000ドルの米国株・ETFを購入する場合、為替手数料250円) |
③外貨決済(SBI銀行+SBI証券) | 為替手数料が安い(4銭/ドル) (1000ドルの米国株・ETFを購入する場合、為替手数料40円) |
①円貨決済、②外貨決済よりも手順が多い |
SBI銀行とSBI証券の口座開設をする場合、以下のボタンから公式サイトに移動できます。