宅配便の宛名ラベルや、個人情報を含むハガキ・文書など、個人情報入りの紙ゴミって頻繁に発生していませんか?私は捨てた紙ゴミの個人情報を悪用された経験があるため、個人情報部分を手やハサミで切るなどしてから処分していました。しかし、個人情報を読み取れないほど手で細かくするって大変ですし、個人情報入りの紙ゴミはこれからもずっと発生するものだと思って手作業はやめました。代わりに電動シュレッダーを購入し、手作業から解放され時間の節約にもなり、一番重要な個人情報を含む紙ゴミを安心して捨てられるようになったので、オススメの電動シュレッダーを紹介します。
私がやってた手作業
個人情報を見えないようにするために私がやってた手作業です。もうやることはないです。
- 手でビリビリちぎる:
それでも読める個人情報、ときどき現れるちぎりにくい加工された紙ゴミ - シュレッダーハサミ:
切ったけど個人情報丸見え、ハサミの刃がすぐ届かないところに配置された個人情報たち。 - ローラー式の個人情報保護スタンプ:
見えないようにするため何往復コロコロするのか。文書のあっちこっちに個人情報が。
シュレッダーでもハンドシュレッダーはオススメしません。
ハンドシュレッダーは電動ではなく、手でレバーをクルクル回すタイプです。ハンドシュレッダーの良さは電動に比べて安価なところです。「マイクロクロスカット」と言われる細かい裁断をできるものもあります。しかし一度に細断できる枚数は少なく、枚数によっては手が疲れるし、これからもずっと続く手作業なのでオススメしません。
私が使用している電動シュレッダー
オススメは電動シュレッダーで、私が使用しているのはコクヨの「KPS-MX100W」というものです。調べたら約2年使用していて、コクヨのサイトによると在庫分で終了とのこと。主な仕様は下表のとおりで、裁断できる枚数が複数枚(約6枚)で、連続使用時間が長め(約12分)な点を優先して購入したものです。今も現役で、宅配の宛名ラベルや納品書、個人情報を含むハガキや文書などをラクラク処理してくれています。
連続使用時間 | 約12分 |
最大細断枚数(A4コピー用紙) | 約6枚 |
細断方式 | 紙:クロスタイプ |
運転音 | 約50dB |
細断寸法 | 4×40mm |
幅・奥行・高さ | 35.5 x 18.0 x 35.5 cm |
オススメの電動シュレッダー
現在販売されているシュレッダーを調べてみると、アイリスオーヤマがほぼ人気を独占しているんですね。私が使用している「KPS-MX100W」と同じくらいもしくはそれ以上の性能なのに、値段も安くてビックリしました。私が今から購入を検討することを考えて、下表の3機種を選択して比較してみました。他のメーカーのシュレッダーもありますが、デザインなど特別な好みがなければこの3機種で十分と思いました。価格は2020年10月30日時点のものです。
メーカー 型番 |
連続 使用 |
細断 枚数 |
細断方式 | 運転音 | CD | 幅・奥行・高さ (cm) |
価格 (円) |
アイリスオーヤマ P10HCS |
10分 | 10枚 | クロスカット (3.9 x 32 mm) |
45dB | 細断可 | 36 x 23 x 49 | 約12,000 |
ナカバヤシ NSE-506 |
15分 | 8枚 | マイクロカット (2 x 15 mm) |
57dB | 非対応 | 32.4 x 22.9 x 43.9 | 約10,000 |
アイリスオーヤマ P6HCS |
10分 | 6枚 | クロスカット (4 x 25 mm) |
45dB | 細断可 | 35.1 x 17.5 x 31.6 | 約8,000 |
上の3機種であればほぼ迷うことなくアイリスオーヤマの「P6HCS」を選びます。その理由は以下のとおりです。
- 十分な連続使用時間(10分)と細断枚数(6枚)
私の用途は宅配ラベル、ハガキ、数枚の文書といった家庭向けです。こういった用途でれば「P6HCS」の連続使用時間と細断枚数で十分。 - 細断方式はクロスカットで十分
「マイクロカット」は、「クロスカット」よりも細かく細断できる方式です。私は「クロスカット」でも十分細かいと思っているのでクロスカットで十分です。 - サイズが比較的コンパクト
電動シュレッダーのサイズは、置き場所と、シュレッダーした紙クズをどれだけ貯められるかに影響します。家庭用の使用であれば「P6HCS」のサイズ(35.1 x 17.5 x 31.6 cm)でもタンクの紙ゴミを捨てる頻度は高くないと思います。そのため置くスペースも含めてこのコンパクトサイズは魅力的です。
なお、オススメした3機種より安価な電動シュレッダーもあります。これらは連続使用時間が短かったり(例:2分)、一度の細断枚数が少なかったりします(例:3枚)。電動シュレッダーの使用用途がこういった範囲内であれば下表の2機種もオススメです。ただし、仕様よりも多い細断枚数をシュレッダーにかけると、詰まって自分で取り除けなくなる場合があります。また、連続使用時間を超えると停止し、1時間程度休止させる必要がある場合もあるので使用用途を事前に想像してから購入を検討してください。
メーカー 型番 |
連続 使用 |
細断 枚数 |
細断方式 | 運転音 | CD/DVD | 幅・奥行・高さ (cm) |
価格 (円) |
アイリスオーヤマ P5GCX |
2分 | 5枚 | クロスカット (4 x 40 mm) |
不明 | 非対応 | 31 x 19 x 30 | 約3,000 |
アイリスオーヤマ P3GM |
3分 | 3枚 | マイクロ クロスカット (2 x 11 mm) |
不明 | 非対応 | 32.1 x 16.9 x 35 | 約4,000 |
まとめ
家庭ゴミから個人情報が漏洩して悪用されることは、自分のためにも家族のためにも避けたいところです。この個人情報が入ったハガキ、宅配ラベル、文書はこれからも発生し続けるのではないでしょうか。手作業では時間がかかりますし、個人情報を読み取れないレベルまで細かくすることは困難です。電動シュレッダーを使用すれば、個人情報が入った文書等をラクに、かつ個人情報の読み取りが困難なレベルであっという間に細断できます。
以上のことから、これからも継続して時間を節約し、個人情報を守ることができる電動シュレッダーの利用をオススメします。